次郎 柿

果物
甘柿

1844年(弘化元年)、静岡県周智郡に住む松本次郎吉さんが太田川を流れている柿の幼木を拾って、植えたのが始まりと伝えられています。
この原木は火事で焼けたものの、焼け株から新芽を育成させて、昭和27年には県の天然記念物になっています。

次郎柿は、富有(ふゆう)柿と肩を並べる甘柿の代表です。原産地は静岡です。次郎柿の美味しさのポイントは、その「食感」にあります。
スーパーなどでよく見かける富有柿はネットリとした食感であるのに対して、次郎柿の肉質は硬くカリカリもしくはコリコリとしていて、心地よい歯触りを楽しむ事が出来る。
次郎柿は戦前主役だった柿でもあり、年配の方には「昔の懐かしい味」を思い起こさせる柿です。

 次郎は、富有、平核無につぐ栽培を誇り、愛知県と静岡県が東西横綱として生産量1万501tの80%を占めます。太田川水系の豊富な地下水が、砂質の土壌が次郎柿の栽培に極めて適していることにより現在に至る「次郎柿」の発展があるといえる。

 

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