野菜果物辞典
枝豆
枝豆(えだまめ)は、未成熟な大豆を収穫したもの。日本では大豆の代表的な食べ方のひとつである。また、その原形をとどめた調理法から、枝豆自体を大豆の異名として使う場合がある。
塩ゆで
最も典型的な調理法である。しばしば枝つきのまま茹でたことから、枝豆という呼び名の由来ともなった。現在でも、「枝豆」と言えばこの塩ゆでを指すことが多い。
調理は極めて簡単であるが、大きく分けて2つの方式がある。
沸騰させた湯で豆を茹でた後、ザルにあげて水を切り、塩を振りかける。しばしば熱いまま供する。
塩をあらかじめ溶かし[1]、沸騰させた湯で豆を茹で、ザルにあげ、団扇であおいで冷ます[2]。
また、調理後冷凍したものも出回っている。
枝豆の塩ゆでは、酒(特にビール)のつまみの定番として知られる。大豆に豊富に含まれる蛋白質などはアルコールの分解を助ける働きがあり、枝豆をつまみにするのは理にかなっているといわれる。
ずんだ
茹でた枝豆を潰してあん状にしたもの。ずんだを餅にまぶした「ずんだもち」は宮城県と山形県の名物の一つになっている。
兵庫県篠山市においては、黒豆の未熟なものを「黒枝豆」として食べることがある。茹でる前も茹でたあとも、一般の枝豆ではお馴染みな鮮やかな緑色ではなく、茹であがり後ですら鞘の中の豆は黒みがかった緑色だが、異質な見た目に反して味は極めてよい。その見た目の異質さと味の良さから様々なメディアで取り上げられたこともあり枝豆愛好筋などへの知名度も高いが、同地域のものは毎年10月第2週前後に出荷されており、流通する期間が限られることもあって入手は比較的難しく、それ以前に流通しているものは別品種の可能性がある。
(ウィキペディア参照)


<基本情報>↓
●栄養価
ビタミンA・B1・B2・カルシウム・蛋白質

●効能
肝機能改善、便秘、コレステロール、ガン予防

●豆知識
枝豆は大豆の未熟な実で、当時、飢饉のときに大豆を未熟な状態で食べたことから食べられるようになったといわれている。
その後、江戸で人気者になった枝豆は枝豆売りによって売られるようになった。枝豆売りは歩きながら食べられるように枝豆を茹で、歩きながら食べれるようにしており、日本が生んだファーストフードの元祖かもしれません。
大げさですが。

●見分け方
枝に鞘が密集しているもの
枝豆のいろいろ

(C)野菜果物辞典