
日本の主要品種で、種無し葡萄として最も親しまれている大衆種。
オハイオ州デラウエア―で命名発表され、日本には明治5年に導入されている。
大阪府では、大正4年にはすでに栽培されており、その栽培技術、面積共に南河内は代表的なデラの産地で有名。
デラウエアの糖度は20度前後で、果皮の分離が良く、上品な芳香もある。
輸送性、貯蔵性も強く、贈答用にも良い。
しかし、実の詰まった綺麗な葡萄よりも、隙間の多いいわゆるバラ房葡萄の方が甘味も粒の大きさも美味しさのピークであることを知って欲しい。
ぶどうのいろいろ