白なすとは違いアントシアニンは形成されないが葉緑素はあるナス。
煮物に向いている。
あまりおいしそうではない。
<基本情報>
●栄養価
水分と糖質が多く、あまり栄養があるイメージはない。果肉が柔らかく調理する時は油を吸収するのが特徴的です。
●効能
食欲増進、解熱、高血圧予防
●豆知識
インド 5~6世紀頃には中国で栽培されている。日本には8世紀頃に伝わりました。ヨーロッパには13世紀頃北アメリカでは16世紀に伝わり、他の野菜に比べるとあまり重要視されなかったようですね。日本に伝わったときには崑崙紫瓜(インドの紫瓜)といわれていました。奈良時代の正倉院文書に“藍国茄子(らんごくなす)”という名でデヴュー。夏に味が良いことから転化し「成す」「生す」につながり縁起がいいという半ば強引なこじ付けで現在に至る。茄子は95%が水分で、栄養分はほとんど含まれていません。最近、ガンに対する意外な効果が発見され、農産物学会で、発がん性を抑える物質ポリフェノールが野菜や果物に多く含まれる事が発表されました。特に茄子には多く含まれたいます。夏野菜は全体的に身体を冷やす冷却効果がありますが、中でも茄子の冷却作用は強いため、発熱や日焼けなどで身体が火照っている時などに食べると良い!
●見分け方
張りがあってつややかなものが新鮮。へたを切って水分がおおいものやガクの部分のトゲが鋭いのがいい。また見た目に合った重さも重要で軽いのは中がスカスカでダメ。皮が変色しているのももちろんダメ!
茄子(なす)のいろいろ