京野菜
昔からお祝い事や行事など華やかな膳には欠かすことができない存在。
赤いというか皮から中まで独特な朱色をしている。
この赤色が「坂田の金時」のようだということから名付けられた。
風味がよく甘くて柔らかく、煮崩れしにくいので関西の正月には欠かせない。「お煮しめ」「なます」「お雑煮」「ちらしずし」などに使われる。
関西圏でもとりわけ京都での生産が多い。7月に入ってから種がまかれ11月下旬〜1月にかけて出荷される。
京都の中でも九条、鳥羽、城山町などで作られ根が長く芯まで真っ赤なものほど良品とされる。
別名 京ニンジン
肌が滑らかでつやがあり色が濃いものが良品とされる。
ひげ根のあとにくぼみがあったりひび割れのものは避けた方がよい。
赤色が濃いのはリコピンが多く含まれているからでありビタミンCを酸化する酵素アスコルビナーゼも多く含まれる。
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