果物
フトモモ科
グルミチャマは南ブラジル原産で、パラナ(Parana )、サンタ・カタリーナ(Santa Catarina)などのブラジル南部州で栽培が多い。他にはハワイやカリフォルニア、フロリダなどにも導入されている様だが、ブラジル以外では知名度が低い。沖縄では一部導入されているが、ほとんど知られておらず呼び名が「グルミシャーマー」と呼ばれていることからブラジル移民の沖縄人(またはその子孫)が導入したのではないかと考えられる
サクランボに似ており果皮は薄く、果実の食味は味の薄いサクランボに似る。薄味の甘味とほのかな酸味、わずかに熱帯果樹によくあるヤニ臭さを含んだ芳香がある。果汁が多く、果皮も気にならないくらいに薄いので、食べやすい果樹である。フトモモ科果樹の中では小果ながら評価は高い。
果皮が薄いため棚持ちが悪く、市場流通には不向きで一般家庭でしたしまれることは難しい。果実は缶詰、ジャムなどの加工品にに使われている。
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