野菜果物辞典
トリビア

インド 5~6世紀頃には中国で栽培されている。日本には8世紀頃に伝わりました。ヨーロッパには13世紀頃北アメリカでは16世紀に伝わり、他の野菜に比べるとあまり重要視されなかったようですね。日本に伝わったときには崑崙紫瓜(インドの紫瓜)といわれていました。奈良時代の正倉院文書に“藍国茄子(らんごくなす)”という名でデヴュー。夏に味が良いことから転化し「成す」「生す」につながり縁起がいいという半ば強引なこじ付けで現在に至る。茄子は95%が水分で、栄養分はほとんど含まれていません。最近、ガンに対する意外な効果が発見され、農産物学会で、発がん性を抑える物質ポリフェノールが野菜や果物に多く含まれる事が発表されました。特に茄子には多く含まれたいます。夏野菜は全体的に身体を冷やす冷却効果がありますが、中でも茄子の冷却作用は強いため、発熱や日焼けなどで身体が火照っている時などに食べると良い!

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