ビタミンB6
↑ビタミンB6をよく含んでいる野菜
その他色々…
ビタミンB6はタンパク質の代謝に関わっている。
タンパク質を糖質や脂質にしたり、その逆の作用にも働いている。
ビタミンB6は免疫を正常化する働きがあるので、アレルギーの治療に抗ヒスタミン剤とともに使われるほか、利尿作用、解毒作用もあります。
脂質の働きにも関係があり、脂肪分をたくさん食べるとビタミンB6が消費されて不足し、これが続くと脂肪肝、肝硬変、コレステロール血症、動脈硬化症になることがあります。ことにアルコール中毒者はビタミンB6が欠乏しやすい。
糖尿病ではインシュリンの分泌を良くするためにビタミンB6が必要です。
つわりの原因の1つがビタミンB6不足と考えられており、つわりがひどい場合だけではなく、妊娠中は通常の6倍のビタミンB6が必要ともいわれている。
ビタミンB群は相互に関係しあって働いています。B6は、特にビタミンB2、ナイアシンと関係があり、B2の欠乏はB6の欠乏を、B6の欠乏はナイアシンの欠乏につながる。
【効能】
・月経前の症状、だるさや頭痛などを改善
・アレルギーに対する免疫力をアップ
・口内炎、肌荒れ、結膜炎予防
・タンパク質や脂質の代謝をスムーズにする
・神経の働きを安定させる
【ビタミンB6が不足すると・・・】
・肌荒れ、脂漏性湿疹
・つわり、妊娠中毒症を助長
・脂肪肝、肝硬変、動脈硬化
・貧血
・口内炎、口唇炎
・けいれん
・神経障害、神経衰弱
【ビタミンB6をとりすぎると・・・】
害はほとんどない。