びわ loquat(英) bibacier、neflier du Japon(仏) japanische Mispel(独) nespola del Giappone(伊)

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バラ科 ビワ属

原産国

国内の主要産地

5月~6月

東南アジア温帯南部および亜熱帯が原産の果樹。現在の主力品種は、茂木、田中。 茂木は、江戸時代末期に中国から長崎に入ってきた唐びわの実生から育成された品種で、日本初の栽培用品。果重は40g程度で果皮、果肉ともに橙黄色でむきやすく、酸は少なく甘味が強い。 田中は、明治12年に田中芳男氏が長崎から種子を持ち帰り、東京で育成した品種。果重は60g程度で、果皮は濃橙黄色。果肉はやや硬く、糖、酸ともに高く、完熟するまで酸が多いので早どりすると食味は悪い。 茂木、田中以外の品種には、長崎早生、天草早生、大房、里見、湯川などがある。びわは大変栄養価も高く、その効果もさまざまです 。その中でも鎮咳去痰作用は、種・葉・実の順に多く含まれているアミグダリンの作用によります。ガン予防もあるといわれています。ビタミンCは多くありませんがカロテンはトマトの2倍弱近く、生のブロッコリーと同じ量を含んでいます。実に傷がつくと茶色く変色をします、これはタンニンが酸化する為に起こります。(柿にもある渋みの素。熟すにつれ少なくなる)びわの主な産地は九州・四国・関東で、唐びわ種を改良栽培しいろいろな品種があります。主な品種は、茂木・田中・楠(くす)・大房(おおふさ)・房光(ふさひかり)などあります。びわは、バナナやメロンの様に追熟しなく、長く置いておくと乾燥したり甘味が抜けたりと味が落ちます。良い実は皮にしわが無く艶がある。産毛が余り取れていないものが良いでしょう。全体的にふっくらとしたものも良いのですが、品種によっては丸みのある5角形のものもあります。色での判断は袋かけの時の袋が遮光性の高い袋だと実が熟す前に色だけが着いてしまったりもともと色が薄い品種(瑞穂)などがあるので、判断は難しいです。びわ狩りに行かれた場合、日当たりがいい枝になっている物はひび割れやそばかすのようになっていますが、美味しいびわに当りやすいようです。ぜひご参考に。 生のまま食するとき冷やしすぎると甘味が抜けやすいので、食べる2時間前に冷やすことをおすすめします。(長崎にはびわカレーとして食べる所があるそうですが・・・)家の敷地内にびわの木を植える事は、「縁起が悪い」と敬遠されてきていましたがそれは、薬効効果があるので病気の人がいる家では家庭薬とされて植えられていたから。有る意味偏見でしかないようですが、病気=家(人)が栄えないことと言えます。

栄養価

効能

疲労回復、食欲増進、利尿、健胃、鎮痛、抗がん作用

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選び方のポイント

果実にツヤがあり、障害がなく、果色がよく毛茸がとれてないものがよい。
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