フジマメ

関東では見たことがない人が多いかもしれない。

温暖な気候を生育条件とするため関西以南での栽培が多いからである。

しかも独特の香りがあり、万人向けとは言えず大量生産はされていない。

漢方薬として利用されることもある。

アジア、またはアフリカ熱帯地方の原産、アジアの熱帯から亜熱帯に広く分布しヨーロッパにも渡来しているが栽培は盛んではなく、アメリカでも鑑賞用、飼料用が多い。日本へは9世紀にすでに記述が見られるのだが、関西では隠元禅師が17世紀に伝えたとされておりインゲンマメと呼ぶ。

藤豆という名は、花が藤の花を逆さにしたような形をしていることから アジマメ、センゴクマメ、などの名称もある。

関西や北陸地方で栽培されているが、ほとんど自家用、地元市場用である7〜11月が収穫期だが、促成、抑制によりほぼ一年中少しずつ栽培されている 。
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