えのきたけ(とらまきたけ)

天然のえのきだけは黄褐色で傘も大きく開いた形ですが、栽培ものは品種改良と独特の栽培方法で、柄がヒョロッと長く、白いもやし状です。
古くはなめすすきと呼ばれて食用にされていたようで、平安時代の『梁塵秘抄』(りょうじんひしょう)には「まつたけ・ひらたけ・なめすすき」と言う記載が見られます。
江戸時代になると、えのきの出そうな木を暗く湿った穴の中に置いて、むしろを掛け米のとぎ汁をまきながら発生させた栽培記録も残っています。
現在では長野県が主産地ですが、鍋物には欠かせないきのこです。
日光を当てて育てたものが「とらまきたけ」と呼ばれ、欧米ではウインターマッシュルームという。
  • ホーム
  • ブログパーツ
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

ページの上部に戻る