イワタケ

イワタケ（岩茸）は、採取するのにかなりの条件をクリアしないとできません。

基本的には、雨などにより、濡れた状態でないと、割れてしまってだめです。また、ザイルを使用して採取しますので、かなりの技術が要求されます。

採取場所は、すべて切り立った岩壁です。かなりの危険を伴います。

採取してきたものは、砂や岩、木の葉などが混じっていますので、まずきれいに水洗いします。

その後さらに洗浄するか、乾燥させるかします。危険を冒して採取した割には、歩留まりが意外に悪いものです。また、イワタケは、成長に非常に長い年数がかかりますので、幻のきのことも言われていますが、じつは地衣類です。

1年に、1〜2ミリくらいしか成長しません。

現在、日本で販売されているイワタケは、北朝鮮などからの輸入品です。最近の研究では、毒性のない、制ガン物質が発見され、研究成果が期待されています。