たらのき

山地に生える落葉低木で、枝数は少なく、茎葉に鋭いトゲがあります。

たらの芽は、たらの木の枝先につく若芽です。

奈良時代から高級な山菜とされ、近年は山菜の王として需要は一層高まっており、最近では栽培もされています。

たらの木は一見ウルシに似ていますが、ウルシはトゲがないので、すぐわかります。

「たらの芽」は、ウコギ科タラノキ属の落葉低木「たらの木」の若芽です。

たらの木は北海道から九州に分布し、比較的開けた、陽当たりの良い場所に自生しています。

たらの木はマッチの軸などに使われるやわらかい木で、地中を走る根から、どんどん繁殖してゆきます。

春になると茎の先端にふっくらとした芽を出します。これが「たらの芽」で、これを採って食べます。各茎にでる芽は、1回採ってもその横から第2の芽を出しますが、その第2の芽も採ってしまうと、その枝は枯れてしまうと言われています。野生のたらの芽の旬は、場所によっても違いますが4月から6月上旬が食べごろで、芽が5cmほどの時が香りがあり、美味しいようです。
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